D.C.G.S.裏キャラクターブログ

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2008/10/24

素直じゃない(蒼)NEW

2008/10/23

なんとなく(稜平)

2008/10/22

妹(航平)

2008/10/21

優しい目(龍之介)

2008/10/20

視線の先(孝明)

2008/10/18

自信(渓)


素直じゃない NEW

2008/10/24

四之宮 蒼


うちの家系は兄弟揃って素直じゃない、っていうか。
そもそも長男の渓からして、神経質な上にねじくれ曲がってる性格してるし。
なんでも言いたい放題に見える航平も、けっこう周りに気を遣うタイプで、あれはあれで溜め込んでることあるみたいだし。
僕に至っては、言わずもがな。

なんだけど。
中でも最高に素直じゃないのが、末の稜平だね。
ものすごーくわかりやすい性格してるくせに、意地っ張りで自分じゃ認めようとしないんだから。

ちゃんと言わなきゃ伝わらないよー。
特に、女の子にはさあ。

意地張らずに、もっと素直になって、まっすぐに言いたいことぶつけてみれば気持ちも通じるんじゃない?

……なんて。
僕が言っても、説得力ないか。


なんとなく

2008/10/23

四之宮 稜平


古城がポチのこと心配してる。

どうしたら記憶が戻るのかなとか、どうやったら身元って調べられるのかなとか、毎日そんなこと言ってる。
俺は、わかんねーけどしばらくほっといたら、って答えといた。

古城は「稜平くん、冷たいよー」なんてふくれてたけど、なんか、身元なんてわかんねー方がポチにとってはいいんじゃねーのか、ってそんな気がして。

だって、そしたらずっとお前と一緒に暮らせるだろ、ってのは……さすがに言わなかったけど。


2008/10/22

四之宮 航平


古城先生と史桜ちゃんは、本当にものすごーく仲のいい兄妹だと思う。

古城先生に甘えてるときの史桜ちゃんってホントに可愛いし、先生もときどき溶けそうに甘い顔して、史桜ちゃんのこと見てることあるし。
うちは男ばっかりの兄弟だからわかんないけど、妹がいたら、僕もあんな感じになるのかなあ。

今日は史桜ちゃんと遊びに行く約束してたから、家まで迎えに行ったんだけど、先生は家の外まで見送りに出てきて、あんまり遅くなるなって何度も注意された。

史桜ちゃんのこと心配なんだな、って思って、古城先生って本当にいいお兄さんですよね、って言ったら、どうしてだか、複雑そうな顔してた。


優しい目

2008/10/21

龍之介


今日もあの黒いにーちゃんが、史桜に勉強教えに来た。

史桜はあのにーちゃんが来る日は朝からそわそわしてて、なんかすっげー緊張したような顔してる。
きびきび動いてはきはきしゃべってばりばり勉強しないと怒られちゃうから、気が抜けないって言ってた。

でも、オレ思うけど、あの黒いにーちゃんってホントは全然怖くないと思う。

稜平と一緒で、顔は怖いけど、話してみるとけっこういいヤツだ。
オレにも、たまにアメとかくれたりする。

それに、オレ知ってんだ。
史桜が必死に勉強してるとき、あのにーちゃん、ときどきすごく優しい目して史桜のこと見てる、って。


視線の先

2008/10/20

古城 孝明


四之宮蒼は扱いづらいと嘆いている先生方は多いが、彼は俺の授業は比較的いつも真面目に聞いている。

だが、そんな彼でも時折、頬杖をついてぼんやりと窓の外を眺めていることがあって。

俺が注意すると、彼はいつも悪びれない様子で肩をすくめて、「はいはい、ごめんよ先生」などと言って教科書に目を戻す。

だが、授業そっちのけで窓の外を眺めているときの彼は、どこか楽しげな、それでいて眩しいものでも見るような表情をしていて。
ときどき、注意するのがはばかられるような気分になることがある。


彼の視線の先には何があるんだろう、とふとそれが気になった。


自信

2008/10/18

四之宮 渓


「渓兄ちゃんは、自分に自信がなくなることってないの?」

航平が珍しく落ち込んだ顔をしていると思ったら、いきなりそんなことを聞いてきた。
いつもなら「ない!」と即答して終わるところだが、航平がそんな表情をしているのは珍しいので、俺だって人間だ、そういつも自信満々でいられるか、とごく普通に答えてやった。

航平は自分の立ち位置を読むのが得意な、要領のいい子だが、それだけに必要以上に人の顔色を気にしがちなところがある。
日ごろ、悩みなどなさそうな顔で笑っているが、あいつにもそれなりに考えるところがあるんだろうな。

俺の答えを聞いた航平は「そっか、渓兄ちゃんでも自信なくなることあるんだ」と少しホッとしたような顔で笑っていた。


さすがにそれは

2008/10/17

古城 孝明


先日から、妹が龍之介くんと口をきいていない。

どうやら何かに腹を立てているらしいが、何があったのか聞いても教えてくれない。そこで龍之介くんの方に聞いてみたら、「風呂を覗こうとしたら怒られた」と悲しげに溜息をつかれてしまった。


……絶句した。


兄バカ

2008/10/16

四之宮 渓


今日、例の教え子の家に家庭教師をしに行ったら。

あのうっとうしく暑苦しく面倒くさい厄介な兄貴がいて、自慢げな顔で、わざとらしく俺に何かを見せびらかしてきた。

仕方ないので見てやったら、自宅の庭で妹と撮った2ショット写真だった。


俺に、どうリアクションしろというんだ。


なんで見てるんだろ?

2008/10/15

四之宮 航平


居残りして少し遅く学校から帰ったら、史桜ちゃんが家にいた。
で、どうしてだかわからないけど、僕たちの夕飯の支度してくれてた。

渓兄ちゃんが腕組みしたままふんぞりかえって見張ってるから、「渓兄ちゃんが無理にやらせてるの?」って聞いたら、「そんなわけがあるか」って睨まれちゃった。

でも、史桜ちゃんが料理してる間中、ずうっとすぐ後ろに立って、みつめてるんだよー。

あれじゃ緊張して、味見したって味なんてわかんなくなっちゃうよね。
渓兄ちゃんももうちょっと、考えてあげればいいのに。


今度こそ

2008/10/14

四之宮 蒼


この前に引き続き、またしても航平がなんか悩んでるらしい。
あの子もノーテンキそうな顔して、意外と悩みの多い子だね。

で、また相談に乗ってやろうとしたら、今度は「蒼兄ちゃんに話してもしょうがないから、いい」って断られた。

もしかして、今度こそホントに恋の悩み?……兄をさしおいて、ナマイキだなぁ。


かわいそーだな

2008/10/10

龍之介

学校から戻ってきた史桜が、なんかへしょげてる。

どーしたんだ、なんかあったのかっ!?って聞いたら、学校で稜平にイジワルされたらしい。

稜平、顔は怖いけどイイヤツなのにな。
なんで史桜にはイジワルすんのかな。

オレは史桜も稜平も好きだから、仲良くしててくれたほーが嬉しい。

早く仲直りできるといーな、史桜。


上には上

2008/10/09

四之宮 稜平


蒼がどっかふらぁっと出掛けたっきり帰ってこないから、渓に命令されて、俺が探しに行く羽目になった。

あいつは猫と一緒で、基本いつも決まったコースを周回してるだけだから、みつけんのは比較的簡単なんだけど。
今日は水越病院の近くの、ちっせぇ児童公園みたいなとこで、悠と一緒にいるのをみつけた。

なんかやたら盛り上がって、楽しそうにトークしてたクセに、別れたとたん「ところでさっきのあの子、誰だっけ?」なんて俺に聞く。

成川の弟だろ、って俺が答えたら、今度は「……成川って誰だっけ?」ときた。

俺も人の顔覚えんの苦手だけど、上には上がいるなと思った。


勝利

2008/10/08

四之宮 渓


例の教え子の家に、家庭教師をしに行ったら。

いつぞやのちんちくりんなガキが、すごい勢いで家の中から転がり出てきた。

この前のようにいきなり噛み付かれたらかなわないので、今日は先手必勝、俺の方から先に「寄るな!」と一喝してやった。

ついでにこれから勉強するから邪魔するなと釘をさしたら、すごすごと引き下がっていった。

フン。今日は俺の勝ちだな。


きょどーふしん

2008/10/07

龍之介


にーちゃんのやつ、牛乳買いに行くって出てったのに、財布持ってくの忘れてった。
ほんとにダメなにーちゃんだな!!

仕方ないからオレ、財布持ってにーちゃんのあと追いかけてやった。

コンビニの店んとこについたら、にーちゃんはいたけど、手に牛乳パック握り締めたまま、マンガのコーナーの方睨んで、なんか難しい顔してぶつぶつ言ってた。

にーちゃん……。
オレがこんなこというのもアレだけど、なんかすっげー怪しい人みたいだったぞ……?


巻き込むな

2008/10/06

四之宮 稜平


やっと授業終わって、帰ろうとしてたらコウと古城がなんか話してて。
なんとなーくイヤな予感がしてたら、案の定「ちょっと寄り道して帰らない?」ときた。

一応「どこ行くんだよ?」って聞いたら、「桜公園に行って、ぼーっとする」とか言うし。

ぼーっとってなんだ、ぼーっとって。
お前ら普段からぼーっとしてるくせに、わざわざぼーっとしに行くってどーゆーことだ。

ったく……お前らのほのぼのした空間に、俺を巻き込むなっつーの。


カワイイよね

2008/10/04

四之宮 航平


リョウが難しい顔して、じいっと雑誌の一頁を見てるから、なんだろ?って思って後ろから覗き込んだら、星占いのページで。
眉間にシワ寄せたまま『今月の乙女座の運勢』ってとこ、凝視してた。

リョウって意外と占いとか気にするタイプなんだよね。
ラッキーカラーとか、気にしてないふりして、いつもさりげなくチェックしてるし。
僕がそう言うと、リョウはいっつも「気にしてねーよ!」って怒るけどさ。

知られたくなかったら、雑誌の占いページに折り目つけるクセ、
やめた方がいいと思うよ。


プレゼント……?

2008/10/03

古城 孝明


廊下を歩いていたら四之宮蒼に呼び止められた。
何事かと思ったら、小さな銀の指輪を無造作に投げて寄越して、
「それ、渡しといてよ」と行ってしまった。

ど、どういうことだ!?
渡してくれ、とは、誰にだ!?

とりあえず家に持ち帰って妹に見せたら、「すごく綺麗」としきりに感心していたが。

ど……どうしろというんだ、四之宮蒼……!?


当たり前

2008/10/02

四之宮 蒼


渓がこれみよがしに溜息なんかついてるから、どうかしたのかと思って聞いてみたら。
今日、これから史桜んとこに家庭教師しに行くんだけど、史桜に勉強教えに行く日は疲れる、何故だ、とかぶつぶつ言ってる。

そんなの、当たり前だろ。
今日は家庭教師の日だ、って日は朝からそわそわしちゃって落ち着き無いし、意味も無く家の中うろうろ歩き回ってるし。

つまり、ものすごーく張り切っちゃってるんだよ、渓。
朝からそんなに張り切ってたら、そりゃ疲れるって。

自分じゃそこに気付いてないってとこが、まあ、なんとも兄貴らしいけどさ。


うらやましい

2008/10/01

四之宮 稜平


公園とこでポチに会った。
古城とケンカして家出してきたんだと。

それはいいけど、話聞いてやってたら、なんか途中からポチが古城のことどんだけ好きかっつー話にすりかわってきて、聞いててビミョーにフクザツな気分になった。

あんだけ「好き」とか「一番大事」とか「ずっと一緒にいたい」とか素直にハッキリ言えるっつーのも、ある意味うらやま……い、いや、俺には逆立ちしたって無理ってわかってっけど。

けど、あいつみたいに素直になんでも口に出せたら、俺ももうちょい人生ラクになんのかなー、とは、ちょっと……思った。


本音

2008/09/30

四之宮 渓


朝から蒼がソファに横になったまま動かない。

あいつがソファでごろごろしているのはいつものことだし、学校をサボるのもいつものことだが、どうやら今日は本当に具合が悪いらしい。

放っておくわけにもいかないから、仕方なく薬を飲ませて食事を用意してやったら、「兄貴が優しいと不気味だよね」などと可愛げのないことを言う。
あいつの憎まれ口は本音を隠すための強がりだとわかっているから、好きに言わせておいた。

器用にうまく立ち回っているつもりで、その実、一番不器用なのは蒼だからな。

……まあ、俺も人のことは言えないが。


古城先生って

2008/09/29

四之宮 航平

学校で史桜ちゃんに会ったら、指にバンソウコウ巻いてたからどうしたの、って聞いたら、昨夜、包丁で切っちゃったんだって。
で、古城先生が食事当番代わってくれて、カレー作ってくれたって。

古城先生って、優しいんだー。
なんとなく怖そうって思ってたから、ちょっとイメージ変わったかも。

ちなみに史桜ちゃんが怪我した原因は、黒くてGのつく名前のアレに驚いたからだって。
リョウもアレ、大っ嫌いなんだよね。
前住んでたのは古い家だったからよく出てきて、いつもわーわー大騒ぎして逃げ回ってた。

うちじゃアレを退治するのは、僕の担当です。


気になる生徒

2008/09/26

古城 孝明


タバコを買おうとコンビニに寄ったら、店内で四之宮稜平が雑誌を立ち読みしていた。

一度、彼とはゆっくり話をしたいと思っていたんだが、学校ではなかなか話す機会もなくて、ちょうどいいから何か話しかけようと思ったんだが……

適当な話題がみつからなくて、なんと声をかけようか戸惑って。

そうしているうちに、彼の方が俺に気付いて、何か用かと聞かれたので、ついとっさに「君は、妹とは親しいのか」なんて非常に教師らしくない質問をしてしまった。

彼は思いっきり眉を寄せて「はあ?」という顔をしていたが、一応、真面目に質問には答えてくれた。

次回はもうちょっと心の準備をして、まともな話をしよう。猛省。


オレが守るぞ

2008/09/25

龍之介


史桜がおーせのとこに遊びに行って、なかなか帰ってこないから、オレ、心配になって迎えに行った。

そしたら、公園のベンチんとこで史桜をみつけたけど、すっげー怖い顔したおっかねー真っ黒なにーちゃんが史桜の横にいた!!

オレ、史桜が危ない!!と思って、そのにーちゃんに飛び掛って、やっつけてやった。

史桜は「渓さんに噛みついちゃダメ!!」ってオレのこと止めようとしてたけど。
でも、オレにビビって黒いにーちゃん逃げてったぞ。

オレ、これからもちゃんと史桜のこと守るからな!!


たまにはね

2008/09/24

四之宮 蒼


起きたら昼だったから、学校に行くのはあきらめた。

家でごろごろしてたら、学校から戻ってきた航平が、なんか悩んでるみたいで。
ヒマだったから、相談にのってやった。

あいつもいよいよ恋の悩み!?
と思ってワクワクしたけど、そんな色っぽい話じゃなかったね。残念。

なんか稜平のことや自分のことで色々と悩んでるみたいだったから、あんまり考えすぎるなよって言ってやった。

ま、僕もたまには兄貴らしいとこ見せてやんないとね。




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