来たる9/25の太秦戦国祭りに参加すべく、我ら雅恋スタッフも意気揚々と出発準備。
モニター! 複製原画! しおり! 忘れちゃいけない等身大POP!! そしてその他諸々。

文明発達の恩恵を受けもはや新幹線でなら2時間で東京と京都を結ぶこの御時世。我々の移動は車です!
しかも深夜には都内を抜けたいというイカハタPの鶴の一声により出発は夜中!
雅恋スタッフを乗せた車はサンクチュアリを出発致しました。
ドライバーはイカハタプロデューサー(以下、イカハタP)と木林ディレクター(以下、木林D)でお送りいたします!


そんな深夜の高速を走り抜ける車内。
天井には積まれた和泉の光る眼差し。
これは穏やかな気持ちにな……らない! 気がかり!
非常に視線の気になる車内でした。
(そしてライトがちょうど和泉の顔に……謀らずして奇跡のポジション!)


見慣れない地域や山・森・海を越え、総移動時間約8時間で京都に到着!(新幹線なら 2 時 間!)
設営までに時間があったので、せっかくなので京都を観光!
雅な世界を創造するなら雅な街を歩かなくちゃね!
決して開発の名のもとに観光がしたいとか……そういう、わけでは……あります。(京都最高!)

そんなわけで、京都に来たらここには絶対に、絶対に、誰が何と言おうと絶 対 に!ここには行きたい!という
木林Dの熱い訴えを叶えるべく、まずは主役ともいえるアノお方の祀られた神社へ!


晴明神社でーす! こちらの上洛も忘れてはなりません。
忘れた瞬間に車のハンドルは磁石がごとく木林Dの手に渡り、
華麗なる運転さばきによるUターン、
有無を言わさず神社の前に停車されていたことでしょう!
(そんな荒い運転もなく、無事にパーキング! 安全運転の雅恋スタッフです!)

いつもはおっとりした雰囲気で着々と仕事をこなす木林Dも、
ここでは燃える情熱を抑えきれないようで
気付けばさくさくっと参拝をすませ、あらゆる看板に目を通し、御満悦の様子でした。


桔梗の開花にちょうど当たって、境内のところどころで青と白の桔梗が咲き誇っておりました!
綺麗に咲いているものや、花弁が6つだったりくっついてたり、いろんな顔がありました。
自然っておもしろいですね!! 機会よく見られたというタイミングに今回のイベントは成功の兆し!?


そしてノリにノったイカハタPと木林Dは趣くままに散策し、晴明Tシャツを買って笑顔を振りまいておりました。
(この晴明Tを太秦でスタッフTにしよう、というイカハタPの突飛なアイディアは、
何ブースか分かりませんという一声で却下されましたとさ!)





晴明様を参拝して、力を受けた気持ちのまま設営の時間となりいざ太秦映画村へ!

一気にタイムスリップしたような町並み! 時代はいつだ平安か! 江戸か戦国か!(いいえ平成です!)
どこを見ても和一色な雰囲気にスタッフのテンションもぐぁっと上がってしまいました!
意気込んで設営を開始いたしますぞ!

そんな雅恋の城となる家はこちら!


まだなーんにもありません! ここに、晴明衣装や複製原画を展示していきます。
先に場所を決めてきたものの、実際の場所を見てどこに置けば見栄えがするかなど、
雅恋の魅力をもっとも表現できるように現場では試行錯誤で準備が進められていきました。
夜中まで試行錯誤して、設営時間が終わった後は車の疲れと明日への意気込みをこめて、バタッと就寝……。
翌日のお客さんの反応を夢見て……ゆめ……見る間もなくベッドを橋渡すように横に寝ていました!
気付けば朝でした! 夢は現実で見るからいいのです! なんだか悔しさを感じつついざ一日目!


 朝ごはんおいしかったです!(ゆでたまごでした!)



そんなわけで当日ギリギリまで設営に奮闘して出来あがったブースの様子はコチラです!!!

開始前までと言いながらも、雅恋のブースは常に進化を遂げ、何度足を運んでも様変わりする飽きないブース作りを徹底!
物は言い様なんておっしゃらず! 雅恋スタッフは一番良い感じに見てもらえるように常に試行錯誤を続けておりました!
頭がいっぱいいっぱいでした!

表には晴明・和泉・壱号そして弐号の等身POPを飾り、
中には晴明衣装・複製原画・通常版パッケージイラストの布看板・各声優さんの色紙などなど!!
そのほか、雅恋のOPムービーの放映やおみくじ、アンケートなどを配置!


そして迫りくるトークショーの時間!
開始早々からチケットを貰いに来て下さった方もいらっしゃり、イカハタP&木林Dも涼しい顔して緊張していたようでした!
嬉しさあり、不安あり、緊張ありの何とも言えぬ表情を浮かべつつ、伝えたいことを頭でリフレイン。

あれよあれよという間に開始時刻が迫り、リハーサルに駆り出されるふたり!
ここからあとは実感想を含めて本人たちに一筆頂きましょう。
そんなムチャブリもするレポートです! それでは張り切ってお願いいたします!




無茶ぶりを受けました。木林です。適度な張り切り具合で担当いたします。
午後からのステージイベントのため、ブースを他のスタッフに任せて、イカハタと共に控え室へ。
トークショーの華となるゲスト、式神・壱号役の鈴木裕斗さんと合流し、ステージの打ち合わせを詰めていきます。
裕斗さんは流石にイベント慣れしていて、こちらの説明から意図をすぐに理解してくれたのが印象的でしたね。
こちらの緊張が伝わらないように慎重に説明はさせていただきましたが、やはりイベントの場数の違いを感じます。
堂々としていらっしゃる裕斗さんは、イベント慣れしていない我々開発陣にとって非常に心強いゲストでした(笑)


ステージでは、スクリーンに画像を映しながらそれについての解説をしていく形式で進めていきます。
私がタイムキープと進行を担当、イカハタと裕斗さんがスクリーンに映し出される画像について、それぞれの想いやこだわりを語っていきます。
時代背景へのこだわり、設定について、それぞれのキャラクターについてのこだわりなど。
開発と声優という二つの目線から、一つの物を作っていくそれぞれの思いを感じ取っていただけるよう、伝えさせていただきました。

時々私からも、自分なりのこだわりを伝えさせていただきつつ、主に晴明や陰陽師についての話題を振られ、即席ですが、
その場で"式神"を作りました。
イカハタは「そんなのなんで作れるの」といいますが、私にとっては一般常識なので、何故作れないかの方が不思議でなりません。

キャラクター紹介ではスクリーンに壱号の画像が映し出されたところで、
イカハタから「生のツンデレ台詞が聞きたい」という無茶ぶりが裕斗さんに襲い掛かります。
いつも無茶ぶりされていることもあり、無茶ぶりの辛さは痛いほどわかります。
ですが、私もぜひ裕斗さんの生台詞をききたいと思い、裕斗さんには申し訳なくも無言の肯定を貫かせていただきました。
お客様からの「聞きたーい」という声にも後押しされ、即興で壱号の台詞をしゃべってくれる裕斗さん。
生壱号の公開もこのイベントが初になります。開発に携わっているながらもなんだか新鮮な気持ちで生壱号を聞かせていただきました。
裕斗さんありがとうございます。そしてすみません。

そしてこのイベントではもう一つ、サプライズを用意していました。
この日のために、
和泉役の浪川大輔さんからのビデオメールをいただいていたのです。

スクリーンに映し出される浪川さんの映像に、ビデオレターとは知りつつもつっこみをいれる裕斗さん。
先輩からの温かいエール、と思いきや、裕斗さんに再びの無茶ぶりが襲い掛かります。
無茶ぶりって怖いですよね。隙を見せるとまるで矢のように降りかかってくるんですよね。

「裕斗くんはモノマネが得意だと聞いた」と言う浪川さんが、次々とお題を発表していきます。
ビデオレターならではですね。歯止めがききません。無情にもお題は進みます。

まずは、源頼光(ライコウ)役の櫻井さんのモノマネ。
続いては、式神・弐号役の緑川さんのモノマネ。
そして最後は、なんと"きりん"のモノマネ。

四苦八苦しながら、お題をクリアーしていく裕斗さん。
"きりん"は内容に迷いながらも、裕斗さんお得意のモノマネを披露していただきました。

そのアドリブ力は流石でした。感服しました。
そして、本番までお題を黙っていてごめんなさい。そのほうが面白いと思ったんです。

そんなこんなで、裕斗さんの頑張りや、関係各位のご協力に支えられステージイベントは無事に終了。
お客様から拍手もいただけて安心しました。
緊張のままにステージを終え、ホッと胸を撫で下ろしましたが、お客様に温かく見守られたステージを後にするの
は少し名残惜しくもありました。
ご参加いただいた方、本当にありがとうございました。
これからも雅恋を温かく見守っていただき、共に育てて行っていただけますようよろしくお願いいたします。




木林よりトークショーの感想でした!
そんな緊張のトークショーも終わり、あとはブースで皆様に雅恋を知って・見て・触って(!?)頂くタイムです!

晴明様の衣装をどどーんと飾ってまるで見降ろされている気分ですね! こ、こわい!
しかしこちらなかなかにしっかりした衣装です。雅な雰囲気がしっかりと出て、かつ上品な色遣いで雅恋!
な雰囲気が良く出ていると思います……! 雅恋! こちらコスパ様より発売予定!
一度は重くて歩けない! という御報告も受けた中、人間の技術の発展とはすばらしい!
軽減に軽減を重ね、なんとついに歩行可能!!
聞くところによれば3〜5kgほど減ったとか。米俵分の減量に成功! 都の方は力もちなんですね!冗談です!
コスパ様本当にありがとうございます!

皆様晴明様や壱号・和泉、更には弐号との記念ショットをパチっと撮っていってくださったりする中、
心に残った出来事と言えば、仲良く戦国祭りに参加していらした初老のご夫婦が、
晴明様をセンターに記念撮影をされていたことですね!!!さすが晴明縁の地!!!
御年配にも人気でいらっしゃる!
(そして弐号は老若男女問わず「なにこれ!」と大変人気モノでした!
 ありがとうございます!それは弐号という式神です!)
緑川さんがご担当されています! とお伝えすると大体の方は意外なキャスティングだと笑っておられました!
意外ながらもしっくりきちゃうんですこれがまた、楽しみにしてくださいね!

そっと配置していたおみくじも楽しんでいただけたようで、アンケートの合間に一振り、
彼の色が出るまでフリフリ!何度でも振れるのが雅恋の特製おみくじ! いろんな意味で特製です!
「え! そんなに振っていいの!?」というお声も頂きつつ、
特製という事で一つよろしくお願いいたします!
あ! こちらはHPでもお楽しみいただけますので、ぜひいつでもおみくじしちゃってくださいね!!!


そしてメインの複製原画展示です!
どどーんと入り口から真っ先に見えるのはパッケージイラストでもある晴明・参号&道満の特大タペストリー
鳥居を歩くふたりの視線は何を見つめているのか、
そんな雰囲気も京都ならではの雰囲気でより引き立って見えました!
こちらもなかなかに好評頂きまして……! 「カッコイイ!」や「綺麗!」といったお言葉に感無量!
原画・彩色の美辺も喜びます……!
さらに、壁一面にはスチルや書き下ろしのイラストをずらっと展示。
ラフ画なども展示しながら、実は未発表の画像も展示していたんですよ……
気付かれましたでしょうか、ふふふ。
ゲームの中でどんなシーンになるのか想像していただければと思います!!


初めての関西イベント参加という雅恋のブースでしたが、一日のうちに何度も足を運んでくださるお客様から、
一日目・二日目連続で来て下さるお客様まで!
既に雅恋を御存知の方は、ホッカホカに温かい声援・応援・労いの言葉を掛けてくださり、
我らスタッフ一同嬉しさに2センチ浮きました!
また、関西での初参加イベントということで「この会場ではじめて知りました!」という方も多く、
初めて見て頂いた方からも、「綺麗!」「楽しみにしています!」という嬉しいお言葉をいただけて、
スタッフはさらに3センチ浮きました! もう靴いらず! そのまま座敷へ転がり込みたい! 本当にありがとうございます!

二日間、皆様にたくさんの雅恋の情報を届けたいと思って参加していましたが、
気付けばたくさんの激励の言葉を頂き、お話をして、ふれあう事が出来て、
情報をお伝えする以上にたくさんの皆様の想いを伝えていただくことも出来て本当に嬉しく思いました!
雅恋を心待ちにしてくださっている方々に、まだ雅恋を知らない方々に、もっともっとたくさん知って頂けるように、
これからも行ける所まで雅恋スタッフは一丸となって頑張っていきますね!

ご参加いただいた皆様、そして参加は難しくも応援して下さった皆様本当にありがとうございました!
雅恋発売までもう2カ月を切りましたが、これからも何卒雅恋をよろしくお願いいたします!!!!


欲を言えばスタッフ一同、もっと京都観光もしてみたかったですっ!!笑